1月の誕生石、ガーネット。
和名 柘榴石。
ガーネットをイメージした和菓子を作りました。
寒天で作った赤い茶巾です。
ガーネットは多色な鉱物です。
ピンク系のロードライト・ガーネット、
緑色のグロシュライト・ガーネット(ツァボライトとも)、
オレンジ色のマンダリン・ガーネット・・・。
他にもたくさん。
でもやはり「ガーネット」と言えば赤色が思い浮かぶのでは?
それはアルマンディン・ガーネット(アルマンダイトとも)かパイロープ・ガーネットです。
少し暗めな赤色です。
丸みを帯びた四角い結晶が集まった形で産出されることが多く、
それが柘榴の実に似ていることから「柘榴石」と呼ばれるようになったそうです。
柘榴か・・・。
柘榴は手に入らないわぁ・・・。
何か赤い実はないものか。
・・・ということで、クランベリーを使いました。
ドライクランベリーをラム酒に浸けて戻し、細かく刻みます。
それを寒天に混ぜて、赤く着色した白あんを包みました。
サランラップできゅっと絞って固めれば完成。
柘榴みたいな粒々が集まっている感じ、出ていますか?
(中あんを着色しないで白のまま包んだものも作りました。画像奥。)
クランベリーの甘酸っぱさに、ラム酒の香りが加わって大人っぽい仕上がりに。
暖かいお部屋で冷たいおやつをいただくのもいいですね。
お節の後のデザートにちょうど良いかも。
1月の誕生石、ガーネットをイメージした和菓子でしたが、
お正月にも合う和菓子になりました。