【Bijouな和菓子】ダイヤモンド

Bijouな和菓子シリーズ。

4月の誕生石、ダイヤモンド。
和名 金剛石。

ダイヤモンドをイメージした和菓子を作りました。

白い練り切りあんを細かく刻んだ錦玉寒で包みました。
氷餅と銀箔も乗せています。

無色透明、カットも美しいダイヤモンドは最高にキラキラと輝きます。
柔らかい輝きではなく、鋭く硬質な輝きだなといつも思います。
ジェムストーンの中で最も強いイメージ。

「征服されない」というギリシャ語の「adamas(アダマス)」がダイヤモンドの名前の由来です。
地球上で一番硬い鉱物(天然石では)と言われるダイヤモンド。
ダイヤモンドを研磨できるのはダイヤモンドだけです。
(でも実はクリベージと呼ばれる割れやすい方向が4方向もあるのも事実。
このお話はまたいつか・・・)

パワーストーン的には「邪気を払う」「強靭な精神を持つ」なんて言われています。

ダイヤモンドをイメージした和菓子を作るにあたって、
透明の錦玉寒を使うことは割と早い段階で決まりました。

でも柔らかい錦玉寒で硬い印象を作るにはどうしたらいい?
キラキラ感はどうやって出す?

錦玉寒をバットに流して冷やし固めてからスプーンで崩し、
さらに包丁で細かくランダムに刻んでみました。
それだけでもけっこうキラキラな印象になった!

丸めた白い練り切りあんを砕いた錦玉寒で包んで・・・。
ラウンドブリリアントカットのダイヤモンドの出来上がり。
氷餅と銀箔の力を借りてさらに輝かせましょう。

硬質なキラキラ感を出した和菓子ですが、
食べるとふにゃっと柔らかくて甘い(そりゃそーだ)。

いま思い出した。
4月生まれの友人たちは、逆だ。
見た目はほわっとした印象だけど、内面は意志が強い。
誕生石・ダイヤモンドの精神を持っているのね、きっと。

4月にお誕生日を迎えられる方、おめでとうございます!
最高にキラキラなお誕生日をお過ごしくださいね。